食べて応援!北海道産牛肉キャンペーンの実施について
2020年に発生した新型コロナウィルス感染症のまん延により、国内でのインバウンド需要や外食需要が大幅に落ち込み、一時は取引価格も下落し、肉牛を生産している北海道の生産者は大きな影響を受けました。その後、巣ごもり需要や産地を応援してくださった皆さまの支えもあり、北海道産牛肉の消費は順調に回復しました。
肉牛は、繁殖農家(酪農家も含め)で母牛から生まれ、素牛(もとうし ※肉牛として育てられるための仔牛)として育てられます。そして、肥育(ひいく)農家に引き取られ、大きく育てられた後、出荷されます。再びコロナ禍のような状況になると、肥育・素牛・繁殖各生産者の方々が肉牛生産に必要な収入を得ることができず、農家経営が難しくなるだけでなく、肉牛生産の基盤も大きく崩れてしまいます。
今回のキャンペーンをきっかけに、消費者の皆様に北海道産牛肉を家庭で食べて応援していただき、また笑顔になっていただくことが生産者の力となり、喜びや励みになります。逆境にも負けず努力を続ける北海道の牛肉生産者への応援をお願いいたします。