2021
02.08
北海道産のおいしい牛乳・乳製品
フレッシュなおいしさを食卓へ、世界へ。
ホクレン農業協同組合連合会 酪農部 生乳共販課 岩田 一紘
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北海道は全国でも屈指の酪農王国であり、北海道産の牛乳・乳製品は全国各地に届けられています。
今回は、全国においしい牛乳・乳製品を全国の食卓に届けるための工夫などを、ホクレン生乳共販課の岩田よりご説明いたします。
ホクレン農業協同組合連合会
酪農部 生乳共販課
岩田 一紘
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搾りたての味わいをお届けしたい。
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牛から搾ったままのお乳は「生乳(せいにゅう)」といいます。生乳は、皆さんが普段飲まれたり、料理に使われたりする牛乳として、また、チーズやヨーグルト、生クリーム、バターなどの乳製品の原料として使われます。
搾りたての生乳は、牛の体温と同じぐらいの約38~39℃です。生乳をそのままで保存しようとすると、傷みやすいため、長時間貯蔵することができません。ですので、牛から搾られた生乳は、外気に触れないようバルククーラー(生乳を保管するタンク)に移し、4℃以下まで冷却します。冷却された生乳を迅速に各乳業メーカーやチーズ工房へ運び牛乳・乳製品として処理することで、生乳を傷めずに、貯蔵性を高めることを可能にしています。
また、農場から生乳を出荷する際、工場に届いた際などに、品質検査を行い、安全安心な生乳のみが牛乳・乳製品として製造されます。
酪農家、輸送業者、検査員、乳業者、量販店等さまざまな人が関わり徹底した品質管理を行うことで、皆さんのもとへ安全安心な牛乳・乳製品をお届けしています。
世界に誇る、北海道の地チーズ。
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ここで、近年、世界的にも評価を受けている北海道産の乳製品を紹介したいと思います。
それは「北海道地チーズ」です!
「北海道地チーズ」とは、北海道産のナチュラルチーズの総称です。ナチュラルチーズは、生乳を殺菌した牛乳を原料とし、乳酸菌や酵素を加えることで作られるため、牛乳本来の風味を感じることができます。
北海道内には、北海道地チーズを生産する乳業メーカーやチーズ工房が約150もあります。歴史や伝統を引き継ぎつつ、作り手の創意工夫が加わり、日々改良が重ねられており、日本人の好みに合う北海道地チーズがたくさん作られています。世界や日本のチーズコンテストで受賞する北海道地チーズもあり、世界的にもその品質の高さが評価されているのです。
徹底して品質管理された生乳を使用して、作り手の努力と愛情が注ぎ込まれた北海道地チーズは、今後ますますレベルアップしていくと思います。皆さんもいろいろな北海道地チーズを料理やお酒のおつまみとして食べていただき、自分好みの北海道地チーズを発見してみてください!
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